元阪神・林威助、台湾で引退式 モニターに日本語で「お疲れ様」

【芸能スポーツ】 2018/04/02 16:21 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
「リン・ウェイツゥ お疲れ様でした」と日本語のメッセージが表示される洲際球場のモニター

「リン・ウェイツゥ お疲れ様でした」と日本語のメッセージが表示される洲際球場のモニター

(台北 2日 中央社)元阪神で昨年現役を引退した台湾プロ野球、中信・林威助氏の引退セレモニーが1日、中部・台中市のインターコンチネンタル(洲際)球場で開催された。林氏はこれまでの野球人生で関わった全ての人に感謝を示した上で、野球を通じて日本の精神や文化、野球を重んじる態度などを学んだと述べ、「野球が人生の全てを教えてくれた」と感慨深げに語った。球場のモニターには「リン・ウェイツゥお疲れ様でした」と日本語のメッセージも表示された。

林氏は柳川高校(福岡県)、近畿大学(大阪府)を経て2002年阪神に入団。11年間在籍し、一時期は打線の主軸として活躍した。阪神退団の翌年となる2014年からは中信でプレー。今年、同球団の2軍監督に就任した。

この日は林氏の母や母校の小学校の少年野球チームの子供たち、柳川高校時代のコーチの家族などが駆け付け、球場に集まった多くのファンと共に林氏の引退を惜しんだ。林氏は何度か言葉を詰まらせながら、自身の故郷である台中で現役を終えられることに喜びを示した。今後の目標については、アジアや世界で台湾野球の地位を高めたいと話し、経験の伝承に努める決意を語った。

セレモニーの終盤には、共に阪神に在籍していたこともある中信の鄭凱文投手を相手に打席に立った。最後の対決を終えると、鄭投手が感極まって涙する一幕もあった。

今年6月には、阪神甲子園球場(兵庫県)で開催される「台湾デー」で、林氏による始球式が予定されている。

(謝静ブン、張新偉/編集:楊千慧)