台風18号 海上警報解除も北部や東部は大雨に引き続き警戒/台湾

【観光】 2021/10/12 12:24 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾各地に出されている豪雨・大雨特報=中央気象局のウェブサイトから

台湾各地に出されている豪雨・大雨特報=中央気象局のウェブサイトから

(台北中央社)中央気象局は12日午前8時半、軽度台風(台湾基準)台風18号の接近に伴い発令していた海上台風警報を解除した。台風周辺の雨雲の影響で、北部や東部を中心に引き続き大雨になる恐れがあるとして、警戒を促している。

12日正午現在、各地に出されている特報は次の通り。大豪雨(24時間雨量が350ミリ以上または3時間雨量が200ミリ以上)=屏東県山地、宜蘭県山地、花蓮県全域、台東県山地▽豪雨(24時間雨量が200ミリ以上または3時間雨量が100ミリ以上)=新北市山地、宜蘭県平地、台中市山地、台東県平地・離島、屏東県恆春半島▽大雨(24時間雨量が80ミリ以上または1時間雨量が40ミリ以上)=台北市、基隆市、新北市平地・北海岸、桃園市山地、新竹県山地、南投県山地、高雄市山地、屏東県平地。

台風18号は12日午前8時現在、台湾本島最南端ガランピ(鵝鑾鼻)の南南西約380キロの海上にあって、時速25キロで西に進んでいる。中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は28メートル。

11日午前0時から12日正午までの各地の降水量は、翠峰湖(宜蘭県大同郷)が792.5ミリと最多。次いで太平山(同)754.0ミリ、南湖圏谷(台中市和平区)742.0ミリなどとなっている。

中央災害対策センターによれば、12日午前までに東部・花蓮県や台東県を中心に街路樹が倒れる被害が30件確認された。同日午前6時半までの統計では土石流の被害は確認されていない。

(張雄風、黄麗芸/編集:名切千絵)