代表選手にエールを 「東京五輪」と同音の駅に観光客殺到/台湾・宜蘭

【観光】 2021/08/04 11:23 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
駅名「東澳」が入った看板の前で記念撮影に興じる子供たち=読者提供

駅名「東澳」が入った看板の前で記念撮影に興じる子供たち=読者提供

(宜蘭中央社)東京五輪で多くの台湾代表選手が活躍する中、東部・宜蘭県にある台湾鉄路管理局(台鉄)の駅が、変わった理由で注目を集め、観光客が殺到している。

駅の名称は「東澳」駅。東京五輪の中国語の略称「東奧」と同音であることから一躍脚光を浴びた。先月27日に新型コロナウイルスの感染状況に対する警戒レベルが「第2級」に引き下げられたのも相まって、規制緩和後最初の日曜日となった1日には、出場選手にエールを送ろうとする多くの人でにぎわい、記念写真に興じる光景が見られた。

同駅の呂明益駅長によると、この日は駅内外を合わせ、推計で500人以上が詰め掛けた。通常の1日当たりの利用客数は200~300人ほどだという。

人気の撮影スポットは駅名が書かれた駅入り口や駅前広場、ホームに設置された駅名標の前。ある親子は、「金メダルを取ったぞ」とパッケージに印字された限定版のビール缶とメダルを両手に持って駅名が入った看板の前に立ち、「澳」のさんずいを隠してカメラに収まっていた。

同駅では入場券を販売しておらず、乗車券を持たずにホームに立ち入る際には窓口で手続きが必要。呂駅長は来訪を歓迎するとともに、駅構内ではマスクの着用を徹底し、安全に注意するよう求めている。

(王朝鈺/編集:齊藤啓介)