日本時代建設の旧宅、文化複合施設によみがえる 台中・台湾

【観光】 2021/08/03 13:46 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
日本統治時代建設の邸宅「林懋陽故居」(一徳洋楼)=台中市文化資産処提供

日本統治時代建設の邸宅「林懋陽故居」(一徳洋楼)=台中市文化資産処提供

(台中中央社)中部・台中市に残っている日本統治時代建設の邸宅「林懋陽故居」(一徳洋楼)が、飲食店を併設した文化複合施設として生まれ変わることが1日、分かった。年末にオープンする予定。文化スペースとして使われるほか、1925年代の台湾料理を再現したメニューなどを楽しむことができるという。

同市文化資産処によれば、同邸宅は1924(大正13 )年から1928(昭和3)年にかけて建設された。れんが造りの三合院と2階建ての洋館からなり、当時は時代の先端を行く「豪邸」だった。2007年に市の歴史建築として登録された。老朽化のため、市は2013年に修復工事に着手し、建物は本来の姿を取り戻した。

同邸宅は閩南式や和風、日本の近代洋風建築などの様式が楽しめる独特な景観から、行楽や結婚写真の撮影スポットとして人気を集めている。

文化複合施設の運営は外部に委託し、三合院の部分が展覧会や芸術イベントを実施する文化スペースとして使われるほか、「ミシュランガイド台北・台中2020」でミシュランプレートに選出された台湾料理店「膳馨」の運営会社と手を組み、和風や洋風を融合させた台湾料理を提供する。委託期間は2026年まで。

(郝雪卿/編集:荘麗玲)