コロナ禍で閉鎖の自然公園、行楽客激減で野生動物天国に/台湾

【観光】 2021/06/16 18:59 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
タイワンカモシカ=雪覇国家公園管理処提供

タイワンカモシカ=雪覇国家公園管理処提供

(苗栗中央社)3000メートル級の山々が連なる壮大な景色で名高い雪覇国家公園は、新型コロナウイルスの国内感染拡大を受けて入園者数が激減した。しかしその一方で、日ごろ人間を恐れてめったに姿を現さない野生動物が、遊歩道や渓流沿いなどを自在に闊歩(かっぽ)する姿が相次いで確認されるという “意外なサプライズ”がもたらされ、関係者を喜ばせている。

雪覇国家公園は、北部・新竹県と苗栗県、中部・台中市にまたがる広大な自然公園で、敷地内には登山客用のロッジや遊歩道などが整備されているが、先月15日に新北市、台北市のコロナ警戒レベルが第3級に引き上げられたのを受け、同日からこれら施設への立ち入りが禁止された。

同園管理処の林文和副処長によれば、キジ科の鳥、サンケイの親鳥が若鳥を連れて食べ物を探していたり、シカの一種、キョンが売店のコーヒーショップ前に立ち止まっていたりしているところなどを同処の職員が相次いで目撃。中には、台湾で絶滅が危惧され、保護対象となっているタイワンカモシカの姿もあったという。

野生動物を捉えた映像の一部は、同処のフェイスブック「登峰造極 雪覇之美」(https://www.facebook.com/SHEIPA.NP/videos/?ref=page_internal )で公開されている。

(管瑞平/編集:塚越西穂)