台湾新幹線、自由席の販売を一時停止へ コロナ対策強化で

【観光】 2021/05/13 19:17 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾新幹線、自由席の販売を一時停止へ コロナ対策強化で

台湾新幹線、自由席の販売を一時停止へ コロナ対策強化で

(台北中央社)新型コロナウイルスの国内感染拡大を防ぐため、台湾高速鉄道(高鉄、新幹線)は今月15日から来月8日まで、自由席の販売を停止する。自由席として保留されていた座席は、指定席として販売される。同社が報道資料で発表した。

台湾では経路不明の感染者が相次いで確認され、コロナ対策を担当する中央感染症指揮センターは11日、警戒レベルを「第2級」に引き上げ、来月8日まで防疫措置を強化すると発表。その一環として、公共交通機関での飲食、立ち席乗車券の販売が禁止された。

高鉄の措置はこれに呼応したもので、自由席の販売のほか、定期券、回数券などの使用も一時的に停止となる。有効期限の問題は、52日間延期することで対応する。回数券利用者にはこのほか、条件付きの優遇策を講じる。2月26日~5月14日に回数券を購入し、6月9日~9月2日に使い終わった場合、利用済み回数券を9月30日までに各駅の窓口で提示すれば、同区間の無料乗車券(普通車両、指定席)と区間指定なしの半額割引券(同)各1枚と引き換えられる。

防疫措置強化期間中の車内サービスについては、車内販売が休止となるほか、座席のポケットに置かれている車内誌も撤去される。商務車(ビジネス車両)では、従来のホットドリンクサービスの代わりに、個別包装された軽食とペットボトルの水を提供する。水分補給や服薬、授乳などは認められるが、高鉄は、対人距離の確保と、用が済んだ後の速やかなマスク着用を求めている。

(汪淑芬/編集:塚越西穂)