台湾南部の珍しいラン4株 世界蘭会議の品評会で好成績

【観光】 2021/05/12 14:22 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
白地にピンクのまだら模様が入った「香水精霊」=高雄区農業改良場提供

白地にピンクのまだら模様が入った「香水精霊」=高雄区農業改良場提供

(屏東中央社)中部・台中市主催の「第23回世界蘭会議(WOC)」で行われた品評会の個別部門で、高雄区農業改良場(屏東県)が出品した珍しいラン4株が5つの賞を獲得した。

個別部門は花の形状や美しさなどを審査する部門で、受賞したのは、リンコスティリスとコチョウランの長所を併せ持つ「香水女孩」(Rhnps. Kdares Perfume Girl)=銀賞、出品カテゴリー2位▽白地にピンクのまだら模様が入った「香水精霊」(Rhnps. Kdares Perfume Pixel)=銀賞▽ナゴラン(名護蘭)とリンコスティリス属の交配種「龍魅力」(Rhnps. Dragon Charmy)=銅賞▽バンダ(ヒスイラン)属とコチョウラン属との交配種「橘色甜心」(Vdnp. Kdares Orange Sweet)=銅賞。

WOCは3年ごとに開催国を変えて実施されることから「ランの五輪」とも称される国際的な蘭の祭典で、学術的な研究発表を行う「会議部門」とランの展示品評を行う「展示部門」で構成される。今回は新型コロナウイルス対策として、いずれもオンライン方式が採用され、品評会では花を360度どの角度からでも観賞できるバーチャル展示を通じ、台湾、日本、米国、オーストラリアなどの審査員が、優れた株を選び出した。

同改良場は、コチョウランとその他の品種との交配で生じる障害を克服するためのプラットフォームを構築して業者をサポートしてきたと説明。台湾を代表する輸出品であるコチョウランの競争力向上に意欲を示している。

バーチャル展示は特設ウェブサイト(https://super720.com/?page_id=12533)で6月30日まで参観できる。

(郭芷瑄/編集:塚越西穂)