中華航空乗組員への大規模検疫 輸送能力への影響は2割以下=王交通相

【観光】 2021/05/12 12:35 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
チャイナエアラインの乗組員=資料写真

チャイナエアラインの乗組員=資料写真

(台北中央社)新型コロナウイルスの感染が相次いでいるチャイナエアライン(中華航空)の乗組員に対して実施される大規模検疫について、王国材(おうこくざい)交通部長(交通相)は11日、輸送能力への影響は2割以下にとどまるとの見方を示した。同航空は同日、産業の命脈を守るため、貨物便を優先に考慮して運航を調整する方針を明らかにした。貨物の輸送能力への影響は1割余りとなる見通しだとしている。

同航空では先月20日以降、国外で陽性判定を受けた操縦士も含め、乗組員計14人の感染が確認されている。市中への感染拡大を防ぐため、中央感染症指揮センターは10日、乗組員を対象に大規模な検疫を実施すると発表した。これに伴い、同航空は同日、乗組員に順次、14日間の在宅検疫(外出禁止)を受けさせるとした。

王氏は11日、報道陣の取材に対し、同航空がコロナ下において、在外台湾人を退避させるチャーター機の運航や防疫物資の輸送などの役割を担ってきたことを紹介。半導体受託生産世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)や同世界3位の聯華電子(UMC)の輸送にも重要な役割を果たしていると言及し、台湾の経済や臨時に授けられた任務などでの貢献を評価する必要があると述べた。

(蔡芃敏、余暁涵、陳婕翎、江慧珺/編集:名切千絵)