台北松山空港、出国審査場入り口と搭乗口に顔認証ゲート導入 外国人にも対応

【観光】 2021/03/23 17:37 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台北松山空港、出国審査場入り口と搭乗口に顔認証ゲート導入 外国人にも対応

台北松山空港、出国審査場入り口と搭乗口に顔認証ゲート導入 外国人にも対応

(台北中央社)交通部(交通省)民用航空局は台北松山空港(台北市)の出国審査場入り口と搭乗口に顔認証ゲートを導入した。24日から試験的に運用開始される。導入は台湾では同空港が初めて。半年間を試験運用期間とし、他の空港への導入の参考にする。林佳龍(りんかりゅう)交通部長(交通相)は23日、同空港を視察し、新設備を確認した。

交通部は空港のスマート化を推進しており、同空港への顔認証ゲート設置は2012年に導入した自動出入国審査システム「e-Gate」に続くもの。林部長は、出国審査場の入り口と搭乗口にも新たに顔認証ゲートを設置することで、人的負担を軽減させるだけでなく、安全の強化にもつながると自信を示した。制限エリア入り口の顔認証システムは「e-Check」、搭乗口のシステムは「e-Board」と命名された。

「e-Check」と「e-Board」の利用に事前登録は不要。試験運用中は任意での利用とする。利用者は出国審査場入り口の顔認証ゲートで搭乗券と旅券(パスポート)、顔をかざすと制限エリアに入場できる。ゲートには新型コロナウイルス対策として自動検温機能も搭載された。搭乗券と旅券、顔を紐付けて単一の身分証(one ID)とするため、搭乗口では旅券の提示は不要となり、搭乗券と顔認証だけでゲートを通過できる。情報漏えいを防ぐため、利用者の個人情報は搭乗後1時間で自動的に削除される。

「e-Check」と「e-Board」は外国人も利用可能。同空港の担当者によれば、中国語のほか、英語、日本語、韓国語の4カ国語に対応し、利用者の旅券に応じて音声案内の言語が自動的に切り替わる。「e-Check」で日本国旅券をかざすと、日本語で案内が流れる。

(汪淑芬/編集:名切千絵)