台湾鉄道、新型通勤電車の試乗会を実施 営業運転開始は4月初旬の見通し

【観光】 2021/03/20 17:58 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
EMU900型通勤電車内部の様子=台湾鉄道提供

EMU900型通勤電車内部の様子=台湾鉄道提供

(台北中央社)台湾鉄路管理局(台鉄)が新しく導入するEMU900型通勤電車の試乗イベントが19日、南港駅で行われた。台鉄によると、テストは順調で、来月1日に基隆駅で出発式が行われ、清明節(4月4日)に伴う4連休に営業運転が開始される予定。

シンプルさを追求したデザインで、台鉄史上「最も美しい区間車(普通列車)」と呼ばれるEMU900。明るい色調の椅子は、背もたれに頸部の負担を減らす設計が施されており、車内の照明は周囲の明るさによって自動的に調節され、常に快適な状態を保つことができる。

1編成10両で、6両目はバリアフリー車両。多機能トイレが設置され、車いすやベビーカーの走行を妨げるポール(握り棒)は使われていない。自転車が持ち込める1両目と10両目には、一般客への影響を少なくするため、空間を有効利用できる縦型の自転車スタンドが取り付けられた。

この日は11団体、108人が乗り心地を体験。台鉄は、乗客の意見を集めて今後の参考にしたいとしている。

(余暁涵/編集:塚越西穂)