台東の元宵節行事「炸寒単」、今年は中止に 国内感染拡大で/台湾

【観光】 2021/01/21 16:03 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
昨年2月8日に行われた「炸寒単」

昨年2月8日に行われた「炸寒単」

(台東中央社)旧暦1月15日の元宵節に東部・台東県で開かれる恒例行事「炸寒単」が今年、中止されることになった。同行事を行う玄武堂が1990年に創建されて以来、中止は初めて。新型コロナウイルスの国内感染が拡大しているのを受け、中央感染症指揮センターが大型イベントの中止や延期を促していた。

「炸寒単」は、金運をつかさどる神様「寒単爺」に扮した生身の人間に向かって爆竹を投げつけるお祭り。この祭りが行われるのは台湾では台東のみとなっている。かつては厄払いや招福を目的としていたが、現在は観光の意味合いが強い伝統民俗行事となっている。

当初、玄武堂は予定通り実施する方針を示していたが、饒慶鈴台東県長が21日、玄武堂の責任者と話し合いをした結果、中止が決まった。

(盧太城/編集:名切千絵)