台南の旧市街を探索できるスマホゲームが登場 5日に配信開始/台湾

【観光】 2020/12/02 18:02 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
国定古積に登録されている清朝時代の城門「兌悅門」=台南市政府提供

国定古積に登録されている清朝時代の城門「兌悅門」=台南市政府提供

(台南中央社)南部・台南市に伝わる化け猫伝説を題材としたスマートフォン用の代替現実ゲーム(ARG)「府城奇聞録」が5日、配信開始される。地元の民宿業者は、同地を知る新しい方法だと歓迎している。

化け猫伝説は、高温という名の人物に殺されたネコが怨霊と化してたたりをもたらしたという内容で、市内の信義街一帯で、日本統治時代の1940年代に広まったとされる。ゲームではこの物語を骨子に、行方不明になった祖母の手掛かりを探す主人公が神と妖怪との戦いに巻き込まれるストーリーが展開される。

ユーザーはスマートフォンでQRコードを読み取って物語を読み、謎解きをしながら信義街を探索する。周辺は道教寺院や老舗、民宿などが軒を連ねるレトロな雰囲気で、清朝時代に設けられ、現在は国定古跡に登録されている城門「兌悅門」も残る。

ゲーム開発に携わった台南社区大学は、信義街はスタート地点にすぎず、今後は他の古い町並みを舞台としたゲームも制作したいとしている。

(張栄祥/編集:塚越西穂)