李登輝氏を記念した音楽会、来月15日開催 歌と語りで生涯振り返る/台湾

【社会】 2021/10/14 18:54 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
李登輝氏=2011年7月撮影

李登輝氏=2011年7月撮影

(台北中央社)昨年7月末に逝去した李登輝(りとうき)元総統を記念した音楽会が来月15日、台北市の国家音楽ホール(国家音楽庁)で開かれる。李登輝基金会が14日発表した。歌声と語りで李氏の生涯を振り返る。語り手は演出家で脚本家のウー・ニェンチェン(呉念真)さんが担当する。

基金会によれば、李氏は台北市長在任時に台北市音楽フェスティバルの開催を推進するなど、文化や芸術への情熱を示してきた。そのため基金会は、文化や芸術に対する李氏の強い思いを引き継ぎ、記念音楽会を毎年開催することを決めた。

今年の音楽会は、「日本統治時代出身」や「民主主義への憧れ」、「総統直接選挙」など10のテーマを設け、それぞれのテーマごとに李氏が聞いたことがある曲や歌ったことがある曲、同年代の曲を選んだ。日本の童謡「赤とんぼ」や曽文恵夫人が愛した「月夜愁」、李氏が晩年好んだ「千の風になって」などが披露されるという。李氏の母校、淡江中学(高校)の卒業生で主に構成される「八角塔男声合唱団」が歌を担当する。

基金会は李氏の生前に開催していた食事会に代わり、今後は記念音楽会を通じて運営資金を募るとしている。

音楽会のチケットは15日正午に両庁院のチケット販売サイトで発売される。1枚1000台湾元(約4000円)。

(葉素萍/編集:名切千絵)