米ハーバード大、華語教育で台湾大と提携へ 北京語言大から変更

【社会】 2021/10/13 13:21 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾大の正門

台湾大の正門

(北京、台北中央社)台湾大は来夏、華語(中国語)を学ぶ米ハーバード大の学生60人を受け入れ、8週間の語学研修を実施する。台湾大が12日、明らかにした。台湾大の自由な学風の下、ハーバード大の学生たちにしっかりとした語学の基盤を築いてもらいたいとしている。

ハーバード大の学内新聞によると、これまでは北京語言大に毎夏、学生を派遣していたが、近年、北京語言大が非友好的な態度を取るようになり、宿舎や教室の手配などで適切な対応が受けられなかったり、学生の行動が制限されたりした。ハーバード大の教授は、習近平政権が発足してから中国当局の米機関に対する姿勢が変わったことと関係があると指摘。来夏から提携先を台湾大に変更することにしたという。

台湾の潘文忠(はんぶんちゅう)教育部長(教育相)は13日、報道陣に対し、ハーバード大が台湾大と提携することを歓迎すると表明。学問の自由が保障された民主国家として、華語教育に貢献していきたいとの姿勢を示した。

台湾大によれば、具体的なカリキュラムはまだ計画中だが、九份や故宮博物院、士林夜市などを訪れる他、書道や切り絵、餃子作りなどの文化体験も予定しているという。

(許秩維、陳至中/編集:楊千慧)