東京で冷凍バンレイシPR会見 輸出拡大に期待/台湾

【社会】 2021/09/27 17:54 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
東京で冷凍バンレイシPR会見 輸出拡大に期待/台湾

東京で冷凍バンレイシPR会見 輸出拡大に期待/台湾

(東京中央社)台湾の冷凍バンレイシ(釈迦頭)のPR会見が24日、東京都内で開かれた。中国が害虫を理由に輸入停止したのを受け、日本への輸出拡大を目指し、経済部(経済省)国際貿易局と台湾貿易センター(中華民国対外貿易発展協会、TAITRA)が開催。出席した業者は販売促進に意欲を示した。

中国は20日から台湾産のバンレイシとレンブの輸入を停止。パイナップルも3月から輸入が停止されており、一連の禁輸は政治的な理由によるものとみられている。

日本へはバンレイシとレンブの生果実の輸出はできず、現段階で輸出できるのは冷凍バンレイシのみ。零下50度で急速に冷凍することで新鮮さを保つ新技術が導入され、2018年から日本へ輸出されるようになった。

TAITRA東京事務所の陳英顕所長は、冷凍バンレイシは比較的長く保存でき、安定した供給もできるとしつつ、認知度の低さが課題だと指摘。ニッチな市場だとし、長い時間をかけて育てていく必要があると述べた。

台湾の果物を専門に取り扱う「Harawii」は19年から冷凍バンレイシを輸入している。同社の陳書偉さんは、日本で冷凍バンレイシの知名度は低いものの、消費者からは好評を得ていると語った。SNS(交流サイト)を利用し、PRしていくという。

冷凍バンレイシを日本でネット販売する「KKday」の林恭慶さんは、中国が輸入停止を発表してから、売り上げは2~3倍増になったと話す。今後、割り引きキャンペーンなどで販売促進を図る姿勢を示した。

(楊明珠/編集:楊千慧)