著作権侵害のSTB製造や販売に最大2年の懲役 利用者には罰則なし/台湾

【社会】 2021/08/04 11:48 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
問題となる違法セットトップボックス(右下)=インスタグラムから

問題となる違法セットトップボックス(右下)=インスタグラムから

(台北中央社)東京五輪で台湾代表選手が活躍を見せる中、インターネットに接続して映像コンテンツを視聴できるセットトップボックス(STB)を利用し、違法に配信された映像で試合を観戦する行為が問題視されている。経済部(経済省)知的財産局は2日、著作権を侵害しているコンテンツを配信するSTBを製造、輸入、販売した場合、著作権法に基づき、最大で2年以下の懲役および50万台湾元(約195万円)の罰金が科されると説明した。利用者を処罰する規定はないものの、正規のコンテンツを支持するよう呼び掛けた。

違法STBの利用を巡っては、元バスケットボール選手で現在は台湾のプロバスケットボールリーグ「P. リーグ+」の執行長(CEO)を務めるブラッキー・チェン(陳建州)さんが先日、五輪の試合を放送するテレビ画面を撮影した写真をインスタグラムに投稿。その際、違法STBが写り込んでいたのをきっかけに、違法配信された映像を視聴しているのではないかとの疑惑が噴出した。チェンさんは1日、自身のSNSで謝罪した。

(呉佳蓉/編集:名切千絵)