台北で隈研吾さん個展 屋外に新作アート、「折り紙」着想の移動式茶室/台湾

【社会】 2021/07/22 18:21 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
今回の個展のために制作された「折箱(Oribako)」=忠泰美術館提供

今回の個展のために制作された「折箱(Oribako)」=忠泰美術館提供

(台北中央社)建築家、隈研吾さんの個展「場域・啓発―隈研吾展」が24日、台北市内で始まる。隈さんが日本や海外で手掛けたプロジェクトの紹介の他、屋外には今回の個展のために制作されたアートが展示される。

屋外に設置されたのは、折り紙から着想を得た移動式の茶室で、「折箱(Oribako)」と名付けられた。板状の素材をちょうつがいでつなぎ、折り畳めるように作られており、採光や通風も確保され、畳の上でくつろぐことができる。

隈さんはビデオメッセージで今回の展示について、場所とインスピレーションがテーマになっていると紹介。場所は自身が設計の上で最も大事にしているものだとし、場所から得るインスピレーションが自身の建築の力になっていると話した。

新型コロナウイルス下にある台湾での開催は「忘れられないものになる」と語り、台湾の人々にとっても忘れられない体験になると思うと呼び掛けた。

9月12日まで。完全予約制で、忠泰美術館のサイトから予約できる。

(葉冠吟/編集:楊千慧)