パンダの円宝、1歳に オンラインで誕生日会 ママとケーキ味わう/台湾

【社会】 2021/06/28 18:01 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
1歳の誕生日を迎えたジャイアントパンダ「円宝」=台北市立動物園提供

1歳の誕生日を迎えたジャイアントパンダ「円宝」=台北市立動物園提供

(台北中央社)台北市立動物園で昨年6月に生まれたジャイアントパンダのメス「円宝」(ユエンバオ)が28日、1歳の誕生日を迎えた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い休園していることから、園は同日午前、誕生日パーテイーの模様をインターネット上でライブ配信した。円宝は飼育員が用意した氷の特製ケーキを母親の「円円」(ユエンユエン)と一緒に味わった。

台湾には1歳の誕生日に、子供が選んだものによって将来を占う「選び取り」を行う慣習がある。園はこの日の誕生日会で、5本の竹筒を用意。4本に「獣医」「管理栄養士」「飼育員」「企業CEO」の文字を刻み、もう1本には何も書かず、「飼育のために努力するその他全ての仕事」を意味することとした。

円宝は最初、吊るされた竹筒が登場しても見向きもしなかったが、飼育員に抱きかかえられて竹筒の前に来ると、「管理栄養士」の筒を興味津々でいじり始めた。そして力を入れて掴み、「管理栄養士」の筒が最初に落下した。そのはずみで、「飼育員」の筒もほぼ同時に落ちた。

選び取りの後に出された2段重ねのケーキの上層には「平安快楽」(平和で楽しく)の文字を刻んだ4つのリンゴが置かれたほか、ブドウで「STAY」の文字と家の形があしらわれた。円宝の現在の生活状況を表すと同時に、人々に「ステイホーム」を呼び掛けた。

飼育員によれば、円宝の好物は甘いもの。ケーキの一部にはサトウキビが使われた。サトウキビを食べたことがない円宝は円円が夢中でかじっている姿を見ると、円円のそばに駆け寄ってサトウキビを手に取り、初めての味を堪能した。サトウキビは甘さが強いため、特別な日にしか与えないという。

(陳昱婷/編集:名切千絵)