塩田千春さん個展がコロナで中断 会期延長目指し交渉/台湾

【社会】 2021/06/27 18:38 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
塩田千春さんの作品《集積―目的地を求めて》=台北市立美術館提供

塩田千春さんの作品《集積―目的地を求めて》=台北市立美術館提供

(台北中央社)台北市立美術館で開幕した日本人現代芸術家、塩田千春さんの個展「塩田千春展:魂がふるえる」が新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中断されている。同館の王俊傑館長は、会期延長に向け、森美術館(東京都港区)など日本の関係者と交渉しているという。

同展は5月1日に開幕。塩田さんが開幕前に訪台し、隔離措置を受けた上で自ら展示準備を行った。だが同月中旬、台湾内で感染が拡大し、同15日には台北市で新型コロナの警戒レベルが引き上げられ、同館は休館を余儀なくされた。

同館はより多くの人に作品を見てもらおうと映像を作成。王さんによれば、映像という手法を取ったのは、大型インスタレーションを中心とした同展の展示空間全体の雰囲気を人々に感じてもらいたいと考えたからだという。映像では王さん自ら作品を紹介しており、ユーチューブでの再生回数は27日午後時点で7万回を超えている。

同展は会期を8月29日までとしているが、王さんは日本側との協議を通じ延長できるよう願う考えを示した。

(陳秉弘/編集:楊千慧)