コロナ下のトレセンに”奇観“ 缶詰めになった選手らがリベンジ消費/台湾

【社会】 2021/06/25 16:35 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
トレーニングセンターにこもる選手らのリベンジ消費がもたらした宅配荷物=国家運動訓練中心提供

トレーニングセンターにこもる選手らのリベンジ消費がもたらした宅配荷物=国家運動訓練中心提供

(台北中央社)新型コロナウイルスの国内感染拡大を受けて関係者の出入りが一切禁止された南部・高雄市のナショナルスポーツトレーニングセンター(国家運動訓練中心)では、缶詰めになった選手らのリベンジ消費がもたらした宅配荷物が連日山積みとなる“奇観”が出現している。

同センターはコロナ対策として、選手やコーチの外出や部外者の立ち入りを先月17日から全面的に禁止している。「あん馬のプリンス」の異名を取る体操男子の李智凱選手は、毎日の食事に飽きてしまった時のためにビスケットやインスタント麺などを調達したといい、センター内の選手らがここ1カ月余りで買った品物は「1万件を下らない」と見積もっている。

“ステイホーム”期間に人生初のゲーム機を購入したというアーチェリー女子の譚雅婷選手は、週末に決まって見られるもう一つの奇観を紹介した。自動車やバイクは長期間動かさないと部品などが劣化してしまうため、選手らは休暇を利用して「疑似外出」し、センターの敷地内を愛車でぐるぐる回っているという。

(龍柏安/編集:塚越西穂)