台北市、市場などで入場制限 ID番号で分散 混雑緩和へ/台湾

【社会】 2021/06/07 15:28 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台北市の伝統市場の入り口でマスク着用など感染対策を呼び掛ける警察官

台北市の伝統市場の入り口でマスク着用など感染対策を呼び掛ける警察官

(台北中央社)新型コロナウイルスのさらなる感染拡大を防ごうと、台北市は7日から、市内の公営市場やスーパーマーケット、量販店を対象に入場制限を実施する。身分証明書の末尾番号に応じて入場可能日を指定し、混雑緩和を図る。柯文哲(かぶんてつ)市長が6日の記者会見で発表した。

入場制限がかけられるのは生活必需品を提供する施設で、屋台が集中する場所も対象に含まれる。身分証明書の末尾番号が奇数の人は、月曜、水曜、金曜、日曜、末尾番号が偶数の人は火曜、木曜、土曜に入場が可能。月~金曜については自主的な分散とし、罰則は科さないが、土日に関しては強制する。規定に違反した場合は、3000台湾元(約1万1900円)以上、1万5000元(約5万9000円)以下の過料が科される。外国人の場合は居留証または旅券番号を用いる。

柯市長は、市場の混雑が週末に集中していると指摘。市場などの商業施設が感染対策の抜け穴になるのを防ぐ。

衛生福利部(保健省)のデータによれば、同市のコロナ感染者数は7日午前時点で3530人となり、新北市の4831人に次ぐ多さとなっている。

(陳昱婷、劉世怡/編集:荘麗玲)