台湾、ワクチン大規模接種へ「最低週100万回」=コロナ対策本部

【社会】 2021/06/02 18:28 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
ワクチン接種を男性

ワクチン接種を男性

(台北中央社)新型コロナウイルス対策を担う中央感染症指揮センターは2日、ワクチンの大規模接種計画の具体策について発表した。病院以外に診療所でも接種を実施するほか、接種のための拠点や大型会場の設置も進める。今月から8月にかけて、1週間に少なくとも100万回接種する方針を掲げている。

同センターによれば、ワクチンは今月中に200万回分、8月末までに累計1000万回分を調達できる見込み。

荘人祥報道官は2日午後の記者会見で、ワクチンの量が十分であれば、大規模な接種計画を実施すると説明。現在、計画している医療機関300カ所などに加え、診療所が6月には800カ所参加し、8月には2000カ所に増える見通しだという。

これ以外の接種会場の設置箇所については、各県市の需要に応じて検討する。荘氏は、過去にインフルエンザワクチンの接種を大手スーパー、PXマート(全聯福利中心)などで実施したことに言及。企業や軍施設への設置も可能だと話した。

接種の予約システムの整備も唐鳳(オードリー・タン)行政院政務委員(無任所大臣に相当)を中心に進められている。荘氏は予約システムについて、人々の混雑を避け、感染リスクを下げるためのものだと説明した。

予約システムは荘氏によれば、マスク購入の実名制に似た方法が取られ、スマートフォン向けアプリで1週間前に予約できるよう整備。自宅付近の接種可能な場所やワクチンの有無などの情報が見られるようにするとした。

大規模接種に向けた医療人材の確保にも着手していると話した。すでに7700人が名乗りを上げているという。

(陳婕翎、張茗喧/編集:楊千慧)