台湾、コロナで交通ハブの人出57%減 小売店・娯楽施設は48%減=グーグル

【社会】 2021/06/01 18:11 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
5月16日の台北メトロ(MRT)忠孝復興駅

5月16日の台北メトロ(MRT)忠孝復興駅

(台北中央社)グーグルが新型コロナウイルス対策を目的に公開している人々の移動に関する最新のデータによれば、台湾では駅やバス停など「公共交通機関のハブ(結節点)」の人出が感染拡大の影響を受ける前と比べて57%減少した。飲食店や商業施設、映画館などの「小売店・娯楽施設」では48%減だった。

同社が公開する「コミュニティ・モビリティ・レポート」は、グーグルマップなどに使用されている匿名化の上で集計した情報をまとめたもの。感染拡大で人々の行動に変化が現れる直前の昨年1月初めから同2 月初めのデータを基準値としているという。

台湾の最新データは5月28日付のもの。同19日、台湾全土で新型コロナの警戒レベルが上から2番目の「第3級」となり、行動制限が強められた。同社のデータで公開されている6項目のうち、減少幅が最大だったのは「公共交通機関のハブ」。「公園」は46%減で、「職場」は26%減となった。

「食料品店・薬局」は5%減にとどまった。台北と新北の北部2市で警戒レベルが第3級に引き上げられた5月15日は19%増だった。感染拡大を受け、日用品を買い占める動きが広がり、これが反映されたものとみられる。

一方、「住宅」は19%増で、6項目で唯一増加した。

(呉家豪/編集:楊千慧)