台北市、警戒レベル4の模擬訓練 市長「最悪に備える」/台湾

【社会】 2021/05/30 18:50 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
柯文哲台北市長=同市政府提供

柯文哲台北市長=同市政府提供

(台北中央社)台北市政府は30日、新型コロナウイルスの警戒レベルを最高レベルの「第4級」に引き上げた場合のシミュレーションを実施した。

台湾全土の警戒レベルは現在「第3級」とされているが、第4級に引き上げられれば、外出は必要最低限に制限され、全ての集会が禁止となる。

さらに、生活や秩序の維持に必要な医療と公務を除き、休校・休業の全面実施が求められる。台北市内では、生活に必要な飲食店、パン屋、果物屋、スーパー、コンビニエンスストア、ガソリンスタンド、ガス会社など約2万軒のみ営業が認められ、伝統的な市場や屋台は営業の制限を受ける。

公共交通機関については、台湾鉄道と台湾高速鉄道(新幹線)は台北市内の駅に停車しなくなる。台北メトロ(MRT)や路線バスは市をまたぐ運行がなくなり、市内のみの運行となる。

同市の柯文哲(かぶんてつ)市長は、市内の感染状況は落ち着いているとしつつ、「最悪の事態に備え、最善の準備をしたい」と説明した。市内の簡易検査所の陽性率は14日の11.0%がピークで、29日には3.9%に低下した。

(陳昱婷/編集:荘麗玲)