30日の国内感染266人、追加分89人 ロックダウン「実施の考えない」/台湾

【社会】 2021/05/30 17:54 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
30日の国内感染266人、追加分89人  ロックダウン「実施の考えない」/台湾

(台北中央社)中央感染症指揮センターは30日、新型コロナウイルスの台湾内の感染者は266人だったと発表した。過去の追加分は89人、死者は11人。記者会見に出席した陳時中(ちんじちゅう)指揮官は、現段階ではロックダウンを実施する考えはないと説明した。

この日発表された355人の感染者のうち、新北市在住は193人で、台北市は85人。これ以下は順に桃園市24人、苗栗県9人、台中市9人、彰化県9人、基隆市8 人、花蓮県6人、南投県4人、嘉義県3人、連江県1人、台東県1人、宜蘭県1人、新竹市1人、高雄市1人。クラスターが発生した台北市万華に行動歴がある感染者は20人で、関連不明は47人、調査中は169人。

陳氏は、感染者数から見て過去2週間の対策で「若干の効果が見られたと思われる」としつつ、判断するのはまだ早いと述べ、来週の状況で対策の効果についてある程度の判断ができるとの見通しを示した。

感染者数を巡っては、過去の統計に含まれていなかったとして追加分の感染者が連日発表されていたが、この日は89人と初めて100人以下にとどまった。陳氏は、検査と報告のスピードが徐々に追い付いてきたとの見方を示した。

亡くなった11人の年齢層は50~80代。台湾内の死者は累計110人となり、100人を超えた。

新たな海外からの輸入症例はなかった。台湾内で確認された感染者は累計8160人。国内感染者は6974人。

(陳婕翎、江慧珺/編集:楊千慧)