台湾、感染者321人増 先週分の400人も追加確認 対策本部「陽性率は低下」

【社会】 2021/05/22 17:09 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾、感染者321人増  先週分の400人も追加確認  対策本部「陽性率は低下」

(台北中央社)中央感染症指揮センターは22日、新型コロナウイルスの国内感染者を新たに321人確認し、2 人の患者が死亡したと発表した。また、先週発表されるべきだったものの確認に手間取った400人の陽性者を、先週各日の統計に計上すると明らかにした。これにより、台湾内の感染者は累計3862人、死者17人となった。

計721人は主に北部に集中しており、内訳は新北市384人(うち板橋103人)、台北市269人(うち万華174人)、桃園市20人、基隆市9人、新竹市3人、新竹県2人、苗栗県1人。その他は、中部が台中市11人、南投県1人、雲林県1人、彰化県4人、南部が屏東県5人、高雄市4人、台南市1人、北東部・宜蘭県と東部・花蓮県が各3人。このうち、万華関連258人、茶芸館関連100人、感染経路がたどれるその他のケース87人、感染源不明121人、調査中155人となっている。

死者は、感染経路不明な80代の男性と、接触者として在宅隔離の対象となっていた70代の男性だった。

同センターの陳時中(ちんじちゅう)指揮官は、これまでの検査結果を分析すると、15日の陽性率が6.3%と最も高く、その後は徐々に減少し、ここ数日は2.2~2.9%で推移していると説明し、爆発的な感染拡大には至っていないとの見解を示した。その一方で、警戒心を緩めず、週末は不要不急の外出を控えるよう呼び掛けた。

このほか、海外に行動歴がある輸入症例も2人報告された。フィリピンで陽性が判明した後、陰性に転じて帰国した台湾人男性と、仕事で訪台した英国人男性で、いずれも30代だった。

(張茗喧、吳欣紜、陳至中/編集:塚越西穂)