政府の入店登録システム 鉄道やコンビニ、スーパーで導入へ/台湾

【社会】 2021/05/20 14:13 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
政府の入店登録システム 鉄道やコンビニ、スーパーで導入へ

政府の入店登録システム 鉄道やコンビニ、スーパーで導入へ

(台北中央社)行政院(内閣)は19日夜、新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、市民の入店の記録を追えるよう開発した新システムの導入申請を12万社から受けたと明らかにした。鉄道などの公共交通機関やコンビニ、スーパーなどで広く導入される見通し。

国内の感染拡大を受け、入店時、客に連絡先などの情報提供を求める「実聯制」が各店でそれぞれ導入されていたが、統一されたシステムがなかった。新システムの開発はデジタル政策を担当する唐鳳(オードリー・タン)行政院政務委員(無任所大臣に相当)が主導。携帯電話のショートメッセージで簡単に登録が済ませられる。

交通部(交通省)によれば、台湾高速鉄道(新幹線、高鉄)や台湾鉄道(台鉄)、バス、メトロ(MRT)、タクシーなどに新システムを導入する。高鉄では各駅ですでに準備が整った。台鉄では20日に完了する見通しで、それ以外では26日までに設置を終えるとしている。

行政院職員によれば、セブン-イレブンやファミリーマートなど大手コンビニエンスストアもすでに申請。PXマート(全聯福利中心)、カルフールやa.マート(愛買)など主要スーパーでも導入される。

新システムでは、入店時に各店専用のQRコードを携帯電話で読み取り、自動で表示されたショートメッセージをそのまま送信すれば登録が完了する。スキャン機能がない携帯電話は、店に割り当てられた番号を感染症相談専用ダイヤル「1922」宛てにショートメッセージで送信する。送信料は無料。

(賴于榛、曽智怡、汪淑芬、潘姿羽/編集:楊千慧)