台湾、単日のワクチン接種者が過去最多に 自費接種の予約を一時停止

【社会】 2021/05/16 13:37 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾、単日のワクチン接種者が過去最多に 自費接種の予約を一時停止

台湾、単日のワクチン接種者が過去最多に 自費接種の予約を一時停止

(台北中央社)新型コロナウイルス対策を担う中央感染症指揮センターは15日、1日当たりのワクチン接種者が、接種開始以来最多となったとして、自費接種の予約を一時的に中止すると発表した。

3月22日からアストラゼネカ製ワクチンの接種を開始した台湾。医療従事者を最優先として、対象者を段階的に拡大してきたが、接種状況がふるわず、計31 万回分余りあるワクチンを保存期限前に使い切るため、4月下旬からは自費接種も開始されていた。

同センターによると、14日に接種を受けた人は3万2351人で、内訳は公費2万9159人、自費3192人。3月以来の累計は18万6149人になった。陳時中(ちんじちゅう)指揮官は、ワクチンを余らせたり、期限を切らしてしまう事態は避けられるとの見通しを示した上で、自費接種の予約をストップさせるのは、公費対象者を優先させるためと説明。予約を済ませている人の予定は変える必要がなく、次のワクチンが到着したら予約を再開するとしている。

台湾では近日、北部・台北市、新北市、北東部・宜蘭県でクラスターが相次いで発生。関連の感染者や感染経路不明の患者などが急速に増加し、予断を許さない状況となっている。

(張茗喧、呉欣紜、余暁涵/編集:塚越西穂)