感染者と接触、スマホに通知 ブルートゥースで検知 アプリ人気/台湾

【社会】 2021/05/13 17:19 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
アップルの「アップストア」では無料アプリでダウンロード数1位の「臺灣社交距離」

アップルの「アップストア」では無料アプリでダウンロード数1位の「臺灣社交距離」

(高雄中央社)新型コロナウイルスの国内感染例増加を受け、過去14日間の接触歴を記録するスマートフォンアプリが人気を集めている。13日午後現在、アップルの「アップストア」では無料アプリでダウンロード数1位となっている。

アプリ「臺灣社交距離」は、近距離無線通信のブルートゥースを使用し、周辺のスマホを検知する。個人情報の登録は不要で、データは端末内に保存される。陽性判定を受けた利用者がアプリを操作し、データを送ることに同意すると、過去に2メートル以内に近付いた人や、2分以上接触した人に通知される。

個人が特定されることはないという。また、陽性判定を受けた人がデータを送るための操作を行うには、衛生当局から提供される専用のコードが必要になる。

昨年、衛生部(保健省)疾病管制署と台湾AIラボ(台湾人工智慧実験室)が共同で開発。先月中旬、配信が始まった。

開発に携わった陳其邁(ちんきまい)高雄市長(当時行政院副院長=副首相)によれば、開発当時、国内の感染状況は安定していたため、積極的な推進はしていなかった。海外向けにはアプリのソースコードを公開しており、必要な国に提供されているという。

(王淑芬、張茗喧、侯文婷/編集:楊千慧)