台湾産ウナギの格安メニュー、SAで期間限定販売 生産量増加で

【社会】 2021/05/05 12:26 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
高速道路のサービスエリアで期間限定で提供される台湾産ウナギ弁当

高速道路のサービスエリアで期間限定で提供される台湾産ウナギ弁当

(台北中央社)台湾産ウナギを使用した弁当や定食などが、母の日特別メニューとして、高速道路のサービスエリア(SA)10カ所で期間限定で提供される。日本風や台湾風など全8種類あり、最も安いものは128台湾元(約500円)。台湾ではうな重の相場が300~400元(約1200~1600円)であるため、破格の値段となっている。

養殖ウナギの生産量増加を受け、行政院(内閣)農業委員会と各SAとの連携で実現した。3日の合同記者会見に出席した台湾区鰻魚発展基金会の蔡秋棠董事長(会長)は、今年はかつてないリーズナブルな価格になったと中央社の記者に明かし、「得難いチャンスを逃さないで」と呼び掛けた。

農業委員会の陳吉仲(ちんきちちゅう)主任委員(閣僚)は、台湾では60年以上前からウナギの養殖が行われており、その多くが日本に輸出されていると指摘。今年は生産量が昨年の約2倍に達する見通しだと述べ、この機会に台湾の人々に国産ウナギを味わってほしいと期待を寄せた。

台北市のウナギ料理専門店「三河中川屋」の中川浩希社長は、台湾産ウナギの最大の特徴は陽光が当たる露天で飼育されているところで、温室で育つ日本産をブロイラーに例えると、台湾産は地鶏に近いと品質に太鼓判を押した。

特別メニューは、北部の中壢(桃園市)、関西(新竹県)、湖口(同)、西湖(苗栗県)、中部の清水(台中市)、南投(南投県)、西螺(雲林県)、古坑(同)、南部の東山(台南市)、関廟(同)各SAで、それぞれ1~3種類が販売される。販売期間は各地で異なっており、詳細は漁業署の公式フェイスブック(https://cutt.ly/5bmwfBB)で確認できる。

(楊淑閔/編集:塚越西穂)