中華航空と検疫ホテルで感染拡大「5月中旬まで要観察」=対策本部/台湾

【社会】 2021/05/02 19:17 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
中華航空の同社乗組員の検疫を受け入れていたホテル

中華航空の同社乗組員の検疫を受け入れていたホテル

(台北中央社)チャイナエアライン(中華航空)の操縦士や同社乗組員の検疫(外出禁止)を受け入れていたホテルの従業員から感染が広がっており、懸念が高まっている。中央感染症指揮センターの陳時中(ちんじちゅう)指揮官は2日午後の会見で、感染がさらに拡大するかは観察中だとし、今月中旬まで新たな国内感染例が見られなければ安心できると述べた。

同社操縦士と同ホテル関連の感染者は2日で累計24人となり、今年1月に起きた院内感染に関連する感染者21人を超えた。陳氏は院内感染の発生時、経過観察者は4000人以上に上ったとし、今回はこれほど多くないと指摘。今月中旬まで観察を続ける姿勢を見せた。

2日に感染が発表されたホテルの従業員の家族、30代男性と30代女性は感染可能期間に公共の場に出入りしていたとして、同センターは行動歴を公表した。陳氏はこの2人に言及し、感染を市中に広げていないか特に注意する必要があると警戒感を示した。

公表された行動歴は以下の通り。30代男性:4月27日午前11時30分~午後0時10分=路線バス254番▽27 日午後0時20分=セブン-イレブン京復店(台北市)▽27日午後0時30分~午後2時30分=インド料理店Balle Balle(台北市)▽27日午後2時50分~午後3時30分=路線バス672番▽28日~29日午後0時50分~午後1時25分と午後10時50分~午後11時20分=路線バス262番。

30代女性:4月26日~28日=台北メトロ(MRT)頂溪駅-古亭駅-西門駅。西門町成都路でバスに乗り換え、先嗇宮まで乗車▽26日午後7時25分~午後8時30分=レストラン72度C舒肥健康餐(新北市永和区)。

(陳婕翎、張雄風/編集:楊千慧)