中華航空の操縦士が渡航先で陽性 接触者2人の感染確認 新型コロナ

【社会】 2021/04/23 17:27 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
中華航空の操縦士が渡航先で陽性 接触者2人の感染確認

中華航空の操縦士が渡航先で陽性 接触者2人の感染確認

(台北中央社)中央感染症指揮センターは23日、チャイナエアライン(中華航空)に貨物機操縦士として勤務する40代の男性が飛行先のオーストラリアで新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。男性の台湾内の接触者を調べた結果、同居家族の10代男性と同僚の50代男性の感染が分かった。今月20日にも同航空の貨物機操縦士2人の感染が確認されており、指揮センターは同航空の運航乗務員約1270人に対象を広げて検査を行う。

操縦士と感染が確認された2人の接触者はいずれもインドネシア人。3人は16日正午から午後1時ごろまで台北清真寺(台北市)に滞在していた。当日、同所には約400人がいたという。また、操縦士の男性は19日午後に大園清真寺(桃園市)、全聯蘆竹南竹店(同)を訪れていた。指揮センターはこれらの場所に出入りした人に対し、2週間の自主健康管理(外出時のマスク着用など)を求めている。

指揮センターによると、操縦士は20日にオーストラリア路線に乗務した際、喉のかゆみの症状を自覚し、現地で検査を受けたところ陽性と判明した。航空会社から指揮センターへは21日に通報があったという。

操縦士の同僚の50代男性は今月4日から10日にかけて米国路線に乗務しており、当時は無症状で帰国後の15日に受けた検査でも陰性だった。だが、16日にだるさや微熱などの症状を自覚し、同日、40代の操縦士と共に台北清真寺(モスク)を参拝。18日に軽い咳の症状が現れ、自身で薬を服用した後は症状が収まっていた。インドネシアに帰国するために21日に検査を受けた結果、陽性だった。

この2人のほか、海外に行動歴がある輸入症例2人が新たに確認された。台湾内の感染者は計1090人になった。

(陳婕翎、陳至中/編集:名切千絵)