脱線現場のトンネル通行再開 交通相が安全性PR/台湾

【社会】 2021/04/19 14:22 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
脱線事故後、現場となったトンネルを最初に通過する列車に乗車する林佳龍・交通部長(交通相)(写真=交通部提供)

脱線事故後、現場となったトンネルを最初に通過する列車に乗車する林佳龍・交通部長(交通相)(写真=交通部提供)

(花蓮中央社)台湾鉄路管理局(台鉄)の特急タロコ号の脱線事故で通行止めとなっていた東部・花蓮県の清水トンネルの復旧作業と安全検査が完了し、19日、通行が再開された。林佳龍・交通部長(交通相)は同日朝、事故後初めて同トンネルを通過する花蓮行きの各駅停車に乗り、安全性をアピールするとともに「乗客に安心して利用してもらいたい」と呼びかけた。

花蓮行き各駅列車は午前5時27分に北東部・宜蘭を出発し、同7時8分に花蓮駅に到着した。花蓮駅で取材に応じた林部長は、列車の安定感や沿線の防護措置が徹底されていたことに触れ、自身の乗車によって安全面における台鉄のイメージ向上につながればと期待を寄せた。林部長は脱線事故を受けて20日付で引責辞任する。車内での取材に対し、辞任前にトンネルの通行再開を実現できたことに安堵する心境を明かした。

事故は今月2日に発生。死者49人、負傷者200人以上を出し、台鉄の事故としては過去40年で最大の惨事となった。

(余暁涵、李先鳳/編集:荘麗玲)