脱線事故、最後の遺体を搬出 台湾・花蓮

【社会】 2021/04/06 18:58 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
列車が脱線したトンネルから犠牲者の遺体を搬出する消防士ら

列車が脱線したトンネルから犠牲者の遺体を搬出する消防士ら

(花蓮中央社)東部・花蓮で2日に起きた列車脱線事故。50人目となる犠牲者の遺体が5日午後3時過ぎ、搬出された。これで事故犠牲者全員の遺体が運び出されたことになる。

DNA鑑定の結果、遺体の身元は行方不明となっていた21歳の男性。狭いトンネル内で車両の下敷きになっていたことから、作業が難航していた。

事故は、トンネルに進入する直前の列車が線路脇の斜面から滑落した作業車に衝突して発生した。50人が死亡し、負傷者は200人を上回った。

事故の対応に当たる中央災害対策センターは、トンネルの構造の安全性に関する検査が今月20日までに完了する見通しを示した上で、通行再開は安全確保が前提だとした。

(李先鳳/編集:荘麗玲)