アストラ製ワクチン接種で頻呼吸 コロナ対策本部「偶発事例」/台湾

【社会】 2021/03/25 19:12 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
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(台北中央社)台湾では英製薬大手アストラゼネカなどが開発した新型コロナウイルスのワクチンの接種が医療関係者を中心に進められている。衛生福利部(保健省)の石崇良・常務次長は25日、女性看護師1人が接種後、じんましんや頻呼吸などのアレルギー反応を示したと明らかにした。

台湾では22日にワクチン接種が始まった。接種後に重いアレルギー反応が出たケースは初めて。

新型コロナ対策に当たる中央感染症指揮センターの荘人祥・報道官によれば、女性は卵や落花生、抗生物質などのアレルギー持ち。24日、接種に際してアレルギーについて申告していたが、ワクチンにアレルギー反応を示すかは不明だったため接種を受けた。集中治療室に運ばれ処置を受けた後、容体は安定し、25日午前、退院したという。

荘氏は、今回のケースについては専門家が今後、検討するとしつつ、現段階ではまれに起きる偶発事例との見解を示した。女性に2回目の接種は行われない見通し。

荘氏は25日午後、すでに5169人がワクチンの接種を受けたと発表。うち副反応が生じたのは9人だという。

(張茗喧/編集:楊千慧)