台湾、五輪目指すアスリートへのワクチン接種開始

【社会】 2021/03/23 18:51 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
新型コロナウイルスワクチン接種を受けるテニス男子の曽俊欣=曽育徳さん提供

新型コロナウイルスワクチン接種を受けるテニス男子の曽俊欣=曽育徳さん提供

(台北中央社)新型コロナウイルス対策を担う中央感染症指揮センターは23日、東京五輪・パラリンピック出場を目指すアスリートへの新型コロナウイルスワクチン接種を開始したと発表した。教育部体育署(スポーツ庁に相当)によれば、テニス男子シングルスで、2018年ジュニア世界チャンピオンの曽俊欣(19)ら10 人が同日午前中に接種を受けた。

台湾には今月初旬、英製薬大手アストラゼネカ製のワクチンが到着しており、同センターは、優先接種の対象に選手や指導者、医療スタッフなどを加える方針を示していた。

第1陣では、対象となる7競技の選手計45人を3グループに分けて接種を行う。同署によると、選手を最優先し、指導者を含む関係者はその後という優先順位が定められており、接種を受けるか否かは、本人の意思が尊重される。

ワクチン接種の有無は個人情報であるため、接種を受ける選手の名簿は原則公開されないが、消息筋によれば、第1陣のリストには、現時点で東京五輪出場が決まっている選手31人は含まれていない。だが、卓球女子シングルス世界ランキング8位の鄭怡静、やり投げ男子アジア記録保持者、鄭兆村らは接種を受ける姿勢を表明している。

(張茗喧/編集:塚越西穂)