台湾パビリオンでパインPR フーデックスジャパン開幕

【社会】 2021/03/10 13:43 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾パビリオンを視察する(左から)蔡明耀駐日副代表、木原稔衆院議員、台湾貿易センター東京事務所の陳英顕所長

台湾パビリオンを視察する(左から)蔡明耀駐日副代表、木原稔衆院議員、台湾貿易センター東京事務所の陳英顕所長

(東京、台北中央社)国際食品・飲料展「フーデックスジャパン」が9日、千葉県の幕張メッセで開幕した。台湾パビリオンでは日本向けの輸出に力が注がれるパイナップルをPR。視察に訪れた台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表(大使に相当)も「免疫力が高まるので、新型コロナウイルスの感染が収束に向かっている今、社会全体で免疫力を高めるのにぴったりだ」とアピールした。

台湾産パイナップルをめぐっては、最大の輸出先だった中国が害虫を検出したとして今月から輸入を停止。政府は中国以外の国への輸出強化に乗り出し、昨年、約2100トンにとどまっていた日本からは今年、6200トンの注文が舞い込んだ。

台湾と日本の関係強化を目指す超党派議員連盟「日華議員懇談会」(日華懇)の事務局長を務める木原稔衆院議員も台湾パビリオンを視察。台湾産パイナップルの輸出問題の解決を手助けできればとの考えを示した。この後、首相官邸へ行くという木原氏は菅義偉首相に食べてもらいたいと台湾産パイナップルを1個持ち帰った。

台湾パビリオンを訪れたスーパー「サミット」のバイヤー、森田悠介さんは、東日本大震災の際に台湾から多大な支援が寄せられたことから多くの消費者がパイナップルを食べて台湾を応援したいと考えていると語った。

台湾貿易センター(中華民国対外貿易発展協会、TAITRA)によれば、新型コロナによる渡航制限で台湾企業の訪日はかなわなかったものの、20社余りが参加。台湾からリモート参加とし、会場でのオンライン商談も行われている。12日まで。

(楊明珠、梁珮綺/編集:楊千慧)