台湾一長い名前 台南のタクシー運転手の男性、25文字の氏名に改名

【社会】 2021/03/04 11:24 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾一長い25文字の氏名に改名した40代男性=読者提供

台湾一長い25文字の氏名に改名した40代男性=読者提供

(台南中央社)台南市の40代男性が先月26日、市安平区戸政事務所(戸籍業務を担当する役所)で氏名変更手続きを行い、台湾一長い25文字の氏名に改名した。同事務所の担当者が3日、中央社の取材に明らかにした。身分証の氏名欄に印字可能な文字数を超えたため、男性の身分証には新たな名前が手書きで書かれている。

男性の新たな名前は「黄大嵐是喜神財神衰神福徳正神所有神祝福的宝貝小心肝」。日本語では「黄大嵐は喜神、財産の神、疫病神、地の神、全ての神が祝福する大切な人」を意味する。25文字の氏名は、昨年5月に台北のユーチューバーの男性が変更した19文字の記録を更新した。

道教を長年信仰しているという黄さん。神のご加護があるようにとの願いを込めて改名した。人生には山があれば谷もあり、不幸も幸福も避けられないことから、それらをあえて避ける必要はないとし、良い心を持つことこそが重要だとの考えを示した。

長い名前をどう呼ぶかは人々を悩ませる問題だが、黄さんは「なんでもいい」と話す。通信アプリ上では「黄大嵐」の3文字のみを表示させているという。

台湾では国民は「特殊な理由」がある場合に3回まで改名が可能。改名自体は珍しくはないが、10文字を超える名前はまれだという。

(張栄祥/編集:名切千絵)