日本時代建設の高雄駅旧駅舎、来年初頭にも“帰宅”へ 20年ぶり/台湾

【社会】 2021/02/22 19:02 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
写真の右下は高雄駅旧駅舎=
高雄市政府交通局提供

写真の右下は高雄駅旧駅舎= 高雄市政府交通局提供

(高雄中央社)鉄道地下化に伴い、当初の位置から約82メートル南東に移築されていた日本統治時代建設の高雄駅旧駅舎が来年初頭にも高雄駅の敷地内に戻されることが分かった。20年ぶりの“帰宅”となる。

旧駅舎は日本統治時代の1941年に完成した。帝冠様式が採用されている。高雄駅の地下化工事やメトロ(MRT)の建設に当たり、一時は取り壊しが検討されたが、その歴史的意義から保存が決まり、2002年8月、駅そばの駐車場に移築。2003年に市の歴史建築に登録された。移築後は「高雄願景館」や「高雄鉄路地下化展示館」として利用され、市の歴史や地下化工事の進捗状況が紹介された。来年の再移築では現在地の西に移され、新駅の入口付近の一画に配置される予定。

今月27日には新駅建設地の東側を南北に貫く中博高架橋の撤去工事が開始される。工事は9日間で完了する予定。

(王淑芬/編集:名切千絵)