エスワティニ国王が蔡総統に感謝 台湾提供の治療薬でコロナ克服

【社会】 2021/02/20 17:21 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
ムスワティ3世(左)と蔡総統=2018年、台北市

ムスワティ3世(左)と蔡総統=2018年、台北市

(ヨハネスブルグ、台北中央社)中華民国(台湾)と外交関係を結ぶ南アフリカ・エスワティニ(旧スワジランド)の国王ムスワティ3世が、台湾から寄贈された抗ウイルス薬で新型コロナウイルスを克服したと述べたのを受け、台湾でコロナ対策を担う中央感染症指揮センターの陳時中(ちんじちゅう)指揮官は20日、手助けできたと喜びを示した。

アフリカで唯一、中国の圧力に屈せず、台湾との国交を維持しているエスワティニ。AFP通信によれば、ムスワティ3世は19日、議会で演説し、先月初旬に陽性と診断されて投薬治療を受けたところ、入院を発表する前に回復したと述べ、蔡英文(さいえいぶん)総統に感謝した。

陳氏は、エスワティニの要人が陽性になったとの報告を受け、ただちに医療、医薬品分野の協力を展開したと説明。昨年には専門家を現地に派遣して関連の訓練も行っていたと明かした。具体的な薬品名については、患者の同意がなければ公表しないとした。

(張茗喧、陳至中/編集:塚越西穂)