独企業、台湾にワクチン供給へ コロナ指揮官「歓迎」

【社会】 2021/02/18 17:59 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
中央感染症指揮センターの陳時中指揮官=同センター提供

中央感染症指揮センターの陳時中指揮官=同センター提供

(台北中央社)台湾と新型コロナウイルスワクチンの供給で合意に至っていない独バイオ医薬ビオンテックが18日、海外メディアに対し、ワクチンを台湾に供給する方針を示した。中央感染症指揮センターの陳時中(ちんじちゅう)指揮官は同日の会見で歓迎するとし、「あらゆる困難を克服し契約できると信じている」と述べた。

陳氏は17日に出演したラジオ番組で、同社と交渉していた500万回分のワクチンを確保できなかったと明らかにした。同社は中国の上海復星医薬と中華圏向けの販売などで提携しており、陳氏は契約できなかった背景に中国当局の介入があったことを示唆した。

陳氏は会見で、ドイツの医療面における人道的な配慮に感謝と感佩を表するとし、ビオンテック社が台湾と共に感染を収束させられると信じているとの考えを示した。

また、ワクチン共有の国際枠組み「COVAX(コバックス)」から分配が発表された20万回分については、来週にも供給時期が確定する見通しだと説明した。

(張茗喧、呉欣紜/編集:楊千慧)