中国に拘束された人権活動家らに自由を 台湾で集会 天灯に願い託す

【社会】 2021/02/09 17:32 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
中国に拘束された人権活動家らに自由を 台湾で集会 天灯に願い託す

中国に拘束された人権活動家らに自由を 台湾で集会 天灯に願い託す

(台北中央社)旧正月(春節、今年は2月12日)を控えた8日、台北市の自由広場で、中国当局に拘束された人権活動家らの早期釈放を願う集会が開かれた。

発起団体の国際人権団体アムネスティ・インターナショナル台湾支部によれば、2017年には台湾の非政府組織(NGO)活動家、李明哲氏が、昨年には台湾への密航を試みた香港の民主活動家ら12人や中国・武漢から新型コロナウイルスの感染状況を伝えた市民記者の張展氏が相次いで中国当局に自由を奪われ、春節の家族だんらんもできずにいる。類似のケースは計13件に上るという。参加者は各自、各活動家の名前を記したスカイランタン(天灯)を手に持ってこれらの人々が一日も早く解放されることを祈った。

参加団体の一つ、台湾人権促進会の施逸翔秘書長は、強権国家の拡張主義的な行動は台湾にとってひとごとではないと強調。今年開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)で、域内における人権保障システムの確立を提唱するべきだと蔡英文(さいえいぶん)政権に呼び掛けた。

(頼言曦/編集:塚越西穂)