北部の病院関連、感染2人増 隔離の対象拡大、推定5000人/台湾

【社会】 2021/01/24 19:39 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
24日夜、臨時会見を開いた中央感染症指揮センターの陳時中指揮官

24日夜、臨時会見を開いた中央感染症指揮センターの陳時中指揮官

(台北中央社)新型コロナウイルス対策を担当する中央感染症指揮センターは24日午後、クラスター(感染者集団)が発生した北部・桃園市内の病院関連で新たに2人の感染者が確認されたと明らかにした。1月上旬に入院していた60代男性と、男性に付き添っていた家族の女性で、同院に関連する感染者はこれで15人となった。

同院では12日にコロナ感染者の治療に当たっていた医師の感染が分かったのを発端に、看護師や患者、その家族らが相次いで陽性と診断された。24日に新たに感染が発表された男性は8日から別の疾病で入院し11日に退院。16日から20日にかけて発疹や悪寒などの症状が現れた。男性の家族である60代女性も発熱しており、濃厚接触者として検査を受けたところ、陽性反応を示した。

同センターは午後の会見で、院内でリスクが高いとされるエリアに今月6日以降、入院していた患者に在宅隔離(外出禁止)を要請するとしていたが、夜に再び会見を開き、対象の拡大を発表。6~19日に退院した患者、入院中に付き添っていた人なども在宅隔離の対象にするとした。14日間の在宅隔離を終えた後には検査を実施した上で、7日間の自主健康管理(外出時のマスク着用、公共の場への出入り自粛など)を求める。対象者は推定で5000人近くに上るという。

24日午後の会見では、海外ルートでの感染者が3人いたとも発表。内訳は南アフリカからの入国者1人と米国からの入国者2人だった。台湾内で見つかった感染者は累計889人。

(陳偉婷、許秩維/編集:楊千慧)