(台北中央社)中央感染症指揮センターは18日、新型コロナウイルスの院内感染が発生した病院の看護師1人の陽性が新たに分かったと発表した。17日に感染が明らかになった医師の接触者で、14日から15日にかけて鼻づまりやせきの症状が出始めた。
同センターは院内にチームを立ち上げ、対応に当たる方針を示した。専門家も派遣する。見舞いを中止とし、患者の付き添いは1人までに制限する。感染者が活動した病室を閉鎖し、病室は患者1人につき1室を徹底。職員には自主健康管理(外出時のマスク着用、公共の場への出入り自粛)を求め、症状が出ても勝手に受診しないよう呼び掛けている。
同センターによれば、これに加え、海外ルートの感染者が6人見つかった。米国から帰国した台湾人3人のほか、スウェーデン人、フィリピン人、ミャンマー人が陽性だった。台湾で確認された感染者は862人となった。
(陳偉婷、許秩維/編集:楊千慧)