(台北中央社)東日本大震災発生から10年となるのに合わせ、唐鳳(オードリー・タン)行政院政務委員(無任所大臣に相当)が福島の若者とオンラインで交流する。交流を通じて「新しい福島、新しい社会をつくるヒントを考える」のが狙いだという。主催者は専用サイトで参加者を募っている。
「唐鳳meets福島futures」と題された同企画。専用サイトでは「福島県在住の中高大学生および同年齢の人」を50人募集している。来月22日に交流の様子をオンラインミーティングシステムで収録し、3月11日にユーチューブで公開する。収録を前にした来月12日には、台湾の文化や生活、唐鳳氏について参加者に知ってもらうため、福島大の学生たちによるプレイベントもオンラインで行うという。
唐鳳氏は9日、開催に向けた日本語でのビデオメッセージをツイッターで公開。「福島の未来を担う世代に少しお話しさせていただけることに関しまして、実に有意義なことだと思います」とし、交流に期待を示した。
参加応募(来月5日まで):https://peraichi.com/landing_pages/view/meetsfukushima
(編集:楊千慧)