(台北中央社)台北市政府は市南東部の観光地、猫空エリアの観光産業を後押ししようと、猫空と猫空ロープウェー、ジャイアントパンダの赤ちゃんの公開が始まった台北市立動物園を軸に誘客を図る「三猫PR計画」を12月30日、始動させた。来年8月にかけてイベントを開催するほか、SNS(交流サイト)を使ったキャンペーンも実施する。
三猫計画は柯文哲(かぶんてつ)台北市長が2014 年の就任以降打ち出したもので、インフラ整備などを進めてきた。30日に猫空を訪れた柯市長は、猫空には豊富な生態環境や指南宮などの有名廟などがあると紹介。茶産業やロープウェー、動物園と組み合わせることで、仙境のような旅をつくることに意欲を見せた。
市観光伝播局によれば、3月から8月にかけて茶席やハイキング、星空観察などのイベントを予定しているほか、4日から8月31日まで、エリア内に設置した3カ所のスポットで写真を撮影し、フェイスブックに投稿すれば、猫空の一部商店で優待を受けられるキャンペーンも行う。
(陳怡璇/編集:名切千絵)