(台北中央社)成長促進剤「ラクトパミン」が入った餌で飼育された米国産豚肉の輸入が来年1月1日付けで解禁される。行政院(内閣)の李孟諺秘書長(官房長官に相当)は24日、衛生福利部(保健省)と農業委員会(農林水産省)のサイトで毎開庁日、当日の国内の豚肉生産量と各国からの輸入量、検査結果を公表する方針を明らかにした。
李氏は、情報公開を通じ、政府が食品の安全を守るため、厳格に取り組むという決意と実行力を人々に感じてもらいたいと説明。衛生福利部や税関では検査体制がすでに整っているとし、輸入された肉は必ず検査に回すとの姿勢を示した。
(余祥/編集:楊千慧)