動物園から脱走のアリクイ無事保護 3カ月以上行方不明/台湾

【社会】 2020/12/07 19:26 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
無事に見つかったミナミコアリクイの「小紅」。台北市立動物園提供

無事に見つかったミナミコアリクイの「小紅」。台北市立動物園提供

(台北中央社)台北市立動物園から脱走し、その後3カ月以上行方不明だったミナミコアリクイの「小紅」が6日、無事に見つかった。発見時は弱っている様子で、小さなけがも数カ所あったが、少しの食事や輸液などの処置によって容態はだいぶ落ち着き、ケージに入ると眠りについたという。今後は検疫舎で1カ月過ごすことになる。

今年5月に赤ちゃんを出産したばかりの小紅。8月30日に赤ちゃんとともに新しいすみかに移されたが、9月1日に赤ちゃんを背負って電気柵を越えて園を逃げ出した。赤ちゃんはその日のうちに発見されたものの、小紅はそのまま行方が分からなくなっていた。

同園によれば、6日午後1時ごろ、アリクイを見かけたという登山客からの通報を受け、職員36人が捜索に出動。午後3時半ごろ、同園から約3~4キロ離れた山中の樹洞で泥まみれのアリクイを見つけた。マイクロチップを読み取った結果、園から逃げ出した小紅であることが確認された。

(陳昱婷/編集:荘麗玲)