(台北中央社)台北市の超高層ビル「台北101」は来年から、VIP専用の101階を格安の追加料金で一般開放する。
101階には室内展望台が設けられており、89階からエレベーターを乗り継いで向かう。これまで訪れたゲストには、クリントン元米大統領や俳優のウィル・スミス氏などが名を連ねる。
台北101観光旅遊事業処の黄瓊萱COO(最高執行責任者)は、本当に101階が存在するのかという問い合わせが来訪者から多く寄せられていたため、一般客の受け入れを決めたと説明している。
12月は対象を絞り込んだ試験導入期間とされ、台湾で発行された身分証明書やパスポート、居留証などを提示できれば、31日まで、実質無料で参観できる。
来年からは、89階展望台の入場券に101台湾元(約370円)を追加すれば、88、89、91階と101階を参観することができる。また、さらに999元(約3700円)を追加すれば、101階より高い屋外展望台「スカイライン460」で天空散歩を楽しむこともできる。
(蘇思云/編集:塚越西穂)