(台北中央社)台北市立動物園のマレーバクの赤ちゃんがすくすく成長している。今年9月に生まれたばかりの「貘豆(モードウ)」。同園によれば、赤ちゃん特有の白と黒のまだら模様から徐々に大人と同じ姿に変わりつつある。泳ぎも上達し、母親と一緒に泳ぐ姿がよく見られるようになったという。
希少種のマレーバク。同園は欧州絶滅危惧種プログラム(EEP)に参加しており、貘豆は繁殖のためにチェコから来たオスの個体と同園で飼育しているメスの間に生まれた。
同園によれば、貘豆は初めて母親と屋外に出た際、水に入りたがらなかったが、飼育員が水位を下げると、母親と共に水に浸かるようになった。最初は入っても少しすると岸に上がり、ぶるぶる震えていることがあったが、徐々に長く水の中にいられるようになり、今では母親の周りをぐるぐる回ったり、潜ったりすることもできるようになったという。
(陳昱婷/編集:楊千慧)